令和5年第4回都議会定例会

掲載日:2023.12.20

質問事項
 特別支援学級の障がい児が通常学級で学ぶ時間について、文部科学省から週の授業の半分以下とするよう通知したことについて、都の扱いについて伺う。

回答
 都教育委員会は、令和4年4月付け文部科学省からの通知「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について」を受け、区市町村教育委員会に対し、各学校における交流及び共同学習の適切な実施等について指導・助言を行いました。

質問事項
 その後の実態調査は行っているのか伺う。

回答
 各小・中学校に設置されている特別支援学級における交流及び共同学習の実施状況については、区市町村教育委員会が把握しており、適切に行われていると認識しています。

質問事項
文部科学省が示した、不活動宗教法人にあてはまる宗教法人の実数について伺う。さらに、不活動宗教法人への解散命令請求件数について伺う。

回答
 令和5年12月末時点において、都の所管する宗教法人5,713法人のうち、文部科学省が示す基準による不活動宗教法人数は97法人です。
 また、平成25年度から令和4年度の過去10年間における不活動宗教法人への解散命令請求は1件です。

質問事項
 都立公園における駐車場入庫待ちによる、道路の渋滞対策について取組を伺う。

回答
 桜花期やゴールデンウィーク等の駐車場混雑時において、一部の公園では、道路で駐車場の入庫待ちが発生することがあります。
 このため、ホームページで公共交通機関での来園を呼び掛けるとともに、混雑時にはプラカードを持った職員を配置し、他の駐車場の利用を促す声掛けをするなどの取組を行っています。

質問事項
 とくに都立代々木公園に関しては、駐車場入庫待ちが常態化しているが、これまでどのような対策を行い、これからの対応はどのようにしていくのか伺う。

回答
 代々木公園では、桜花期やゴールデンウィーク、土日祝日等の駐車場混雑時において、専任の職員を配置し、近隣駐車場の空車状況が確認できるQRコード付きのチラシの配布や声掛けを行っているほか、交通管理者と連携して満車時に路上待機を禁止する旨の看板を出入口付近の道路に設置しています。

質問事項
 警視庁の警察官及び行政職員の男性育休取得率過去3年分、さらに今年4月から導入された育休取得のための警察署への本部職員派遣件数の実績について伺う。

回答
令和2年、令和3年及び令和4年度の警視庁における男性警察官及び男性警察行政職員の育児休業取得率は、下表のとおりです。

また、警察署の警察官が育児休業等を取得する場合に、本部所属の警察官を同署に派遣する取組について、令和5年中の実績は47件です。