令和5年第2回都議会定例会

掲載日:2023.06.21

質問事項
 これまでの活用の検討経過、今後の活用について伺う。

回答
 都営角筈アパートは、平成18年度に解体しました。
 この跡地については、平成21年度から令和元年度まで住宅展示場として活用し、その後、令和3年9月まで東京2020大会の輸送拠点として活用してきました。
 また、中長期的視点から都としての利活用を図るため、令和3年3月に庁内の利用意向照会を行い、検討の結果、移動式水素ステーションの設置用地及び代々木警察署の仮設用地として活用することとしています。

質問事項
 神宮前五丁目地区まちづくり検討会の現在の検討状況と、今後の予定について伺う。

回答
 都は、旧こどもの城及び周辺都有地について、有識者、都及び地元区から成る、神宮前五丁目地区まちづくり検討会を令和4年度に設置し、当地区や周辺の現況等についての整理及びまちづくりの基本的方向性などの検討を進めています。
 引き続き、神宮前五丁目地区における都有地の一体活用に向け、検討会を運営するとともに、まちづくりの方針策定に関する調査に取り組んでいきます。

質問事項
これまでの活用の検討経過、今後の活用について伺う。

回答
 都営幡ヶ谷原町アパートは、平成29年度に解体しました。
 現在、この跡地の一部について、地元区から暫定的な駐輪場の設置に向けた相談を受けています。
 跡地全体の今後の活用については未定ですが、都有地は都民の貴重な財産であり、引き続き、地元区の意見等も聞きながら、検討していきます。

質問事項
 「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」の街区再編まちづくり制度に基づき、道玄坂二丁目地区を街並み再生地区に指定されたが、これまでの検討経過と今後について伺う。

回答
 道玄坂二丁目地区においては、令和3年から、町会、商店会、地権者等で構成するまちづくり協議会などにおいて、街区再編まちづくり制度を活用したまちづくりの検討が重ねられ、令和4年2月に、渋谷区へ街並み再生方針の指定を求める提案がなされました。
 この提案を踏まえ、区は、同年3月から令和5年1月にかけて、地権者等を対象とした意見交換会を開催し、界わい性と魅力にあふれたエンタメ都市の体現を目指し、街並み再生方針の案を取りまとめました。
 都は、同年3月、区から街並み再生方針の策定及び街並み再生地区の指定の依頼を受け、同年6月に指定しました。

現在、区において、街並み再生方針を踏まえ、地区計画の都市計画素案を作成し、同年8月には説明会を実施するなど、都市計画手続を進めております。