令和3年第3回都議会定例会文書質問

掲載日:2021.12.20

質問事項
 渋谷区から青山病院跡地を学校建替え等の仮校舎用地として利用したいと、都へ都有地借用要望書が提出されました。渋谷区への土地提供の対応について、そして、この都有地や都民の白を含めたこの地域一体での再開発をどのように行なっていくのか、見解を伺う。

回答
 本件地については、令和3年9月30日、渋谷区から渋谷区立学校施設の仮校舎整備を目的とした都有地借用要望がありました。
 今後、要望の内容について精査しつつ、区とも協議して行きます。
 また、本件地を含めた周辺都有地の将来的な一体活用については、今後検討して行きます。

質問事項
 六本木通りを挟んだ宮益坂上の再開発が行われる。この都市計画案では、再開発ビル内に高速バスのターミナルの整備を行うとなっているが、そのバスの交通経路では、交通渋滞、さらには重大な交通事故につながりかねないとの地域の声がある。この地域の懸念について、どのように対策を行なっていくのか伺う。

回答
 都市再生特別地区渋谷二丁目西地区におけるバスターミナルの整備等に伴う周辺交通への影響については、事業者が将来交通量を予測し、交通管理者等と協議した上で検討を行い、渋谷二丁目交差点の青信号時間の調整等により、交通処理上問題ないことを確認しています。 
 なお、六本木通りのバスの進入部から渋谷二丁目交差点間での車線変更等の影響についても、交通処理上問題ないと事業者から聞いています。

質問事項
 地域からは早期に補助第26号線(東北沢)の完成を望む声が上がっているが、補助第26号線(東北沢)の今後の進渉について、見解を伺う。

回答
 補助第26号線(東北沢)の目黒区駒沢四丁目から渋谷区大山町までの延長約550メートルの区間は、市街地の延焼を遮断し、避難路や緊急車両の通行路となるなど、地域の防災性を向上させる特定整備路線として現在事業中であり、現況の幅員7メートルから20〜33メートルへの道路の拡幅や無電柱化に取り組んでいます。
 これまで、96パーセントの用地を取得しており、用地が取得できた東側(渋谷区側)において、排水管や電線共同溝の設置工事を実施しました。
 令和3年度中に、車道部及び東側(渋谷区側)歩道部等の街路築造工事に着手します。
 引き続き、地元の理解を協力を得ながら、残る用地の取得に努めるとともに、早期完了に向け、着実に整備を推進していきます。